2024年4月16日火曜日

消し遅れスイッチ

 我が家のトイレには窓がありません。換気口はあるのでその径に合うファンを探してきて排気をしているのですが、天井の証明から電気を取っているのでトイレの電気を消すとファンも止まってしまうという少々不便なものになってしまっています。大の使用後は2,3分ぐらい換気扇が回っていて臭気を排気してほしいものなのです。

こういうことを考えているのは私だけではないだろうから、スイッチを切っても3分ぐらい通電してくれるタイマーみたいなものはないのだろうか?と探してみたらやっぱりあるのですね。



50年以上生きていて、こんなものが世の中に存在しているのは初めて知りました。
構造としては、おそらくですがスイッチの中にバネとかゼンマイのような機械が仕込んであり、スイッチをいれるとそのバネが巻かれて、スイッチオフでバネがゆっくり巻き戻りスイッチオンの状態が3分ほど保たれる、そういうものだと思います。スイッチオンでジッという音がします。


普通の壁スイッチとサイズは同じです。
この配電図を見ても私にはよくわかりませんが、とりあえずつけてみましたが普通のスイッチと同じ動きしかしてくれません。要するにスイッチオフですぐに電気が切れてしまうのです。
壊れてないか?と思いましたが、線のつなぎ方が悪いのではないか?と考え、ちょっと配線を変えて繋いでみたら動きました。しかし今度は下の2つのスイッチが不動になってしまいました。


話をややこしくしているのは3連スイッチなのです。1個だけのスイッチでしたらそれほど複雑でもないでしょう。上の画像の赤い線のように配線されているので、更に自分の頭ではわからなくなってしまっているのです。上の画像のように配線をしても消し遅れにならないです。

何度か適当に線をつなぎ直してなんとかスイッチを切ってから3分の間、照明と換気扇が回ってくれるようになりました。正しい配線方法はというと写真を取るのを忘れました。


これは実に便利です。ただ適当に繋いで消し遅れにならなくても「壊れている!」と思う前に、配線方法を疑ったほうが良いです。

2024年4月8日月曜日

新しく家族になったキジトラ猫

 

2ヶ月預かっていたサイベリアンの猫は3月の24日に持ち主に引き取られ、我が家はすっかり静かになりました。このサイベリアンのフーたんは持ち主といっしょに中国に連れて行かれるようで、本当に二度と会う機会はなくなったのでした。日本生まれのロシア猫であるフーたんは今度は中国人になってしまうという目まぐるしさです。どこに行っても幸せに暮らせればそれで結構なことです。きっと新天地でも可愛がられて生きていかれると思います。

猫が二匹いるというちょっとだけ賑やかな生活が普通になると、先住猫も人間も静かさに不満を持ち始めます。

仕方ないから猫をもう一匹ガメてくるとするか。ガメてくるわけにはいかないから、名古屋市動物愛護センターhttps://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/15-7-2-0-0-0-0-0-0-0.html)に保護猫を見に行くことにします。

流石に名古屋市の公共施設だけあり至れり尽くせりです。獣医さんが常駐していてどの猫も予防接種や去勢を施されています。しかも引取時に支払うお金は3000円ぐらいのマイクロチップ埋め込み料金だけです。

こういうのを見ると、我々の税金は決して無駄に使われているわけではないと実感いたします。一納税者としてちょっとだけ誇らしい気分になります。

正直、名古屋市全体ではどれぐらいの野良猫や捨て猫が捕獲されて殺処分されているのかわかりませんけど、この施設に保護されているのはかなり幸運なのかもしれません。

平日の1時間ぐらい見ていましたけど、名札の上に「トライアル決まりました」みたいなシールが貼られたりして結構回転は早いのかなという印象がありました。

先住猫が遠慮がちなタイプなのでグイグイくる猫だと難しいだろうなぁと思い、飼育員さんと相談して一番正確が温和な(ビビリな)オス猫を2週間トライアルさせてもらいました。


ただビビり過ぎる性格で、3,4日の間は隔離部屋のベッドの下に入り込んだまま出てきません。二週間のトライアルが終わってもまだ人間が怖いようでキャットウォークの隠れスペースが自分専用の場所になっています。


飼育員さんが言うには、この猫は一人暮らしのおばあさんに飼われていて、その飼主が病気で寝込んでしまい猫の世話どころではなくなり、餌もろくにあげられない状態でガリガリに痩せ細ってしまっていたところを飼い主ともども保護されたらしいです。運が悪かったら老人の孤独死の道連れになっていたというハードな半生だったわけです。

深刻な飢えを経験した状態なので食べ物に対して異様な執着心を持っており、食べ物をそこら辺に置いておくと見境なく食べまくるので注意してほしいということでした。

先住猫とは適度な距離をとって、なかなかうまくやっているようです。

日に日に我が家に慣れては来ていますが、まだ人間には警戒心が解けないです。無理にスキンシップをとっても怖がられて逆効果だと思いますので、現状急がずのんびりと慣れていってもらうという方針でやっています。


なかなか凛々しい姿です。

背中はヒョウ柄で強そうですけど、今の時点ではかなり小心者です。

名前はウミ(海)と命名。先住猫はソラ(空)、ちなみに私は陸さんです。

2024年3月29日金曜日

油圧クリッカー裁断板 再利用


油圧クリッカーの裁断板は硬い発泡ゴムのような素材でできており、これは刃の食い込みが良く新しいうちはカット面がきれいで使いやすいのですが、そのうちに裁断板の表面がガタガタに荒れてきて、プレーナーかフライスなどで表面を研磨し直してもらわないといけません。

 最初は20mmぐらいの厚みがあるのですが(上の表層)、3回ぐらい研磨してもらうと残り5mmほどになって使い物にならなくなり、そろそろ捨てるか、となります。

大体5mmぐらいの厚みが残っています。油圧クリッカーはパワーが大きいので5mm程度の残りだと裁断板がもたないです。

油圧クリッカーで使えなくてもハンドクリッカーなら十分使えそうだぞ?と考え、裁断板をハンドクリッカーで使えるサイズ、200mm x 350mmにカットしてみます。


5枚ほど取れました。

荒れた表面をプレーナーで削ってきれいな表面にします。


残り4mmぐらいでしょうか。


ハンドクリッカーなら全然使えます。あと2回ぐらいは研磨できそうです。うちの使い方で数カ月ぐらいは余裕で使えそうです。これが9枚あるので数年間は裁断板に困らないことになります。10年ぐらい前に買ったMCナイロンの裁断板が研磨をしながら未だに使えているので、もともと裁断板に困っているということはないのですが。というか恐らくもう使い切らないのでウチに裁断板研磨によく出してくれるお客さんにあげてしまうことにします。

捨てるはずのものが再利用できると、何かとても得した気分になりますね。

2024年3月24日日曜日

Toyoca Flexの採寸

世の中に一体どれぐらいの種類があるか全くわからない二眼レフを、機会(依頼)がある毎に採寸をしていくというのが一種のライフワークとなっています。一生をかけても網羅するのは完全に無理でしょうけど、とりあえず依頼があればやってデータを貯めていきます。私が仕事を辞める時には全公開して後世の役に立ちたいと思います。

今回はトヨカフレックスという二眼レフの採寸。



果たしてこのトヨカフレックスも何種類あるのかさっぱりわかりませんし、調べる気力もありませんが、このタイプでしたら4600円でカットは出来ます。
販売ページは以下のリンク先です。

2024年3月15日金曜日

アイドリングストップを成敗

 前のアルトもそうでしたが、アイドリングストップはもう鬱陶しいので何とかしたいです。

あれは一体何か良いことあるの?信号待ちでアクセル踏むたびに走り出すまでに一呼吸遅くなって「チッ!」と舌打ちしたくなるし、エアコンは勝手に切れてしまうし、無駄にバッテリーとセルモーターを痛めているだけのような気がするのですがどうなんでしょう?ガソリンを節約した分、バッテリーの交換時期が早まったりセルモーターを交換する羽目になってはユーザーとしては、全く良いことがないどころか愚にもつかない機能としか言いようがないです。そんな過剰な環境保護ゴリ押しのグレタ先輩みたいなゴタクはもう聞き飽きた。

私はもう要らないから今日という今日はアイドリングストップとは絶縁したい。

毎回アイドリングストップのキャンセルボタンを押せば良いのですが、すぐ忘れて「またかよ」という嫌な気分になります。このスイッチが何というのだろうタッチスイッチというのだろうか、押しっぱなしが出来ないタイプのスイッチというのも構造的に問題ありなのです。アイドリングストップが要らない人は押しておけばエンジンをかけ直しても永久にアイドリングストップがかからない状態になってくれるものでしたら苦労はしないのです。なぜそうしない?ユーザーに選択権なしというのはおかしい。

今回はこの毎回ちょっとイラッとするアイドリングストップを根本から成敗することにします。


Amazonとか楽天とか見ても案外高いです。5000円~ぐらいします。
探せば回路図とか作り方とか載っているサイトが有り自作することも可能のようですが、ヤフオクに個人で製作して安く売っているのでそれを買うことにします。送料込みで570円です。これで本当に作動するのだろうか?

トゥインゴ3は【マイナスコントロール用】というものを使うようです。


シフトレバーを外します。EDCのシフトレバーはNに入れてレバーの根本を反時計回りにカチッカチッと2回ノッチ回して(頭のほうは絶対に回さない)、シフトレバーの頭を引っ張れば外れます。樹脂のパネルを外します。なかなか外れないのですが頑張って外します。


このあたりを先に外したほうが簡単に抜けると思います。パネル全部剥がすのではなく、ホックをポチポチと外すだけで大丈夫です。


ECOモードの隣にアイドリングストップのボタンがあるので、そのボタン裏のコネクタを外します。

キャンセラーユニットの灰線と黒線、アイドリングストップボタン裏のコネクタについている灰線と黒線に割り込ませて結線してみます。これで良いんだろうか?





トゥインゴはアイドリングストップのランプがエンジンかけた途端には点いてくれません。
アイドリングストップがかかるべき状態のときにやっと「アイドリングストップが何らかの理由でキャンセルされてますよ」と点灯してくれます。3時間ほどドライブに行ってこのランプが点いて実際にアイドリングストップは全く機能してないので大丈夫なようです。

どうやらアイドリングストップ機能を成敗完了のようです。

余っている革で作ったシフトノブのブーツがなかなかご機嫌。



2024年3月14日木曜日

傘キャッチ

自宅から仕事場までの通勤時間は自転車で約3,4分。 ほんの一足です。そういう場所に自宅を選んだのですから当然です。仕事場がちょっと入りにくい場所にあるので車よりも自転車のほうが短時間で着きます。

ただ3分程度とはいえ雨が降ると面倒です。かみさんが自転車に傘をつけるやつをつけてくれと言うので探してみました。

第一精工 カサキャッチ

2953円。もっと安いのもありますけど、すぐに壊れそうなのでこれぐらいが長持ちしそうな感じです。


使用しないときは倒せます。


夏になると中年女性が日傘をくっつけているあれです。


あまり格好はよろしくありません。安全性も少々気になりますが、3分走る程度だと雨合羽を着るのもこれまた面倒なのです。

かみさんが言うには使用感はとてもよろしいというので、私も買ってしまいました。


なんだかどんどんかっこ悪くなる気がしますけど、実用性には叶いません。


また一つ生活が便利になった。そんな気がします。




2024年3月12日火曜日

預かり猫とお別れの日

 

1月17日から預かっている他人の猫がそろそろ2ヶ月ともなると、すっかり家族としてここに溶け込んでしまっているのですが、今月の24日に引き取りに来るという事になり、残りあと10日ほどとなりました。

名前も知らない猫ですが、ウチではフクちゃんと名付け、それから呼びやすさから「フーたん」となり、自分の名前もどうやら覚えて呼べば反応する時期になりました。


ワンルームマンションで飼い主と二人で暮らしていたらしいのですが、ウチだと人間二人+先住猫1匹という少しにぎやかな環境で、キャットウォークやら隠れ家やら猫仕様の家になっています。また人間が仕事に出て家を空けている間も先住猫と戯れているので全く一匹になる時間はないので、この猫としては今までで一番幸せな環境で過ごせたと思います。

とにかくここにいれば一日中構ってくれる相手に困りません。人間が捕まえに来てはブラッシングしてくれたり、天井に向かって勢いよく「高い高い!」をしてくれたり、後ろ両足を掴まれて前足だけで歩かされて「猫車」をやらされて走って逃げたりと実に賑やかなことです。

またワンルームマンションで飼い主と二人暮らしになるのか、生後9ヶ月という遊びたいざかりの子猫が気の毒になあ。それよりも我々がかなり寂しくなるだろうな。やんわりと仲介者を通じて買い取りも申し出てみたけど、当然ですがダメでした。

人間とお別れするときは「記念に一緒にどこか近場に旅行に行こうか」とか「なにか美味しいものを食べに行こうか」というイベントをすることができるのですが、これが猫だと

「記念に一緒にどこか近場に旅行に行こうか?」→「このお家が好き(外は怖い)」

「なにか美味しいものを食べに行こうか?」→「チュールが食べたい」

これぐらいでしょうから、淡々と残り時間を過ごすことになります。

元の飼い主もお迎えに来たときは、自分の猫がすっかり他人と家族になっていて「あんた誰?」「ここの家族と離れたくないっ!」とギャン泣き状態になったらびっくりだろうね。もう二度と他人に猫を預けるのはやめようと心に決めることでしょう。

2ヶ月という短い時間でしたけど人間の父ちゃん母ちゃん猫のソラ姉ちゃん妹猫のフーたん、4人家族でみんな楽しかったよ。お別れしたら二度と会えないかもしれないけど、フーたんいつまでも元気でな。