2024年3月14日木曜日

傘キャッチ

自宅から仕事場までの通勤時間は自転車で約3,4分。 ほんの一足です。そういう場所に自宅を選んだのですから当然です。仕事場がちょっと入りにくい場所にあるので車よりも自転車のほうが短時間で着きます。

ただ3分程度とはいえ雨が降ると面倒です。かみさんが自転車に傘をつけるやつをつけてくれと言うので探してみました。

第一精工 カサキャッチ

2953円。もっと安いのもありますけど、すぐに壊れそうなのでこれぐらいが長持ちしそうな感じです。


使用しないときは倒せます。


夏になると中年女性が日傘をくっつけているあれです。


あまり格好はよろしくありません。安全性も少々気になりますが、3分走る程度だと雨合羽を着るのもこれまた面倒なのです。

かみさんが言うには使用感はとてもよろしいというので、私も買ってしまいました。


なんだかどんどんかっこ悪くなる気がしますけど、実用性には叶いません。


また一つ生活が便利になった。そんな気がします。




2024年3月12日火曜日

預かり猫とお別れの日

 

1月17日から預かっている他人の猫がそろそろ2ヶ月ともなると、すっかり家族としてここに溶け込んでしまっているのですが、今月の24日に引き取りに来るという事になり、残りあと10日ほどとなりました。

名前も知らない猫ですが、ウチではフクちゃんと名付け、それから呼びやすさから「フーたん」となり、自分の名前もどうやら覚えて呼べば反応する時期になりました。


ワンルームマンションで飼い主と二人で暮らしていたらしいのですが、ウチだと人間二人+先住猫1匹という少しにぎやかな環境で、キャットウォークやら隠れ家やら猫仕様の家になっています。また人間が仕事に出て家を空けている間も先住猫と戯れているので全く一匹になる時間はないので、この猫としては今までで一番幸せな環境で過ごせたと思います。

とにかくここにいれば一日中構ってくれる相手に困りません。人間が捕まえに来てはブラッシングしてくれたり、天井に向かって勢いよく「高い高い!」をしてくれたり、後ろ両足を掴まれて前足だけで歩かされて「猫車」をやらされて走って逃げたりと実に賑やかなことです。

またワンルームマンションで飼い主と二人暮らしになるのか、生後9ヶ月という遊びたいざかりの子猫が気の毒になあ。それよりも我々がかなり寂しくなるだろうな。やんわりと仲介者を通じて買い取りも申し出てみたけど、当然ですがダメでした。

人間とお別れするときは「記念に一緒にどこか近場に旅行に行こうか」とか「なにか美味しいものを食べに行こうか」というイベントをすることができるのですが、これが猫だと

「記念に一緒にどこか近場に旅行に行こうか?」→「このお家が好き(外は怖い)」

「なにか美味しいものを食べに行こうか?」→「チュールが食べたい」

これぐらいでしょうから、淡々と残り時間を過ごすことになります。

元の飼い主もお迎えに来たときは、自分の猫がすっかり他人と家族になっていて「あんた誰?」「ここの家族と離れたくないっ!」とギャン泣き状態になったらびっくりだろうね。もう二度と他人に猫を預けるのはやめようと心に決めることでしょう。

2ヶ月という短い時間でしたけど人間の父ちゃん母ちゃん猫のソラ姉ちゃん妹猫のフーたん、4人家族でみんな楽しかったよ。お別れしたら二度と会えないかもしれないけど、フーたんいつまでも元気でな。

2024年3月10日日曜日

カサキャッチ

自転車に乗っている中年女性がよく日傘を自転車につけている姿を見ることと思います。

うちのかみさんが小雨の日に自転車に傘を立てて通勤したい(約5分の道のり)というので、探してみました。

安いものはたくさんあるのですが、一応3000円ぐらいするもののほうが安心だろうということで

第一精工 カサキャッチ https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FTQP28?th=1

強風の日には使うなと書いてあるように、強風の日には絶対に使いたくない不安定な見た目です。

それほどいい加減なものでもなく、ハンドルに4箇所ネジで肯定するという結構しっかりしてそうな雰囲気です。


不要なときには倒せます。

雨の日は雨合羽を着れば良いだろう?と思いますが、それが面倒なのです。



 

2024年3月7日木曜日

さよならアルト。そしてルノー・トゥインゴ

新車で買って9年近く乗ったスズキアルト。今日でお別れです。9年間ありがとう。

とにかく故障しなくて燃費がいい、維持費が異様に安い良い車でした。一番安い部類の車なのに日本車の信頼性をここまで体現した、言ってみれば最低時給なのに真摯な態度で仕事をサボらずきちんとこなす日本人のクソ真面目さを彷彿とさせる姿には正直頭が下がります。

メタリック塗装は洗ってはいけない、ワックスがけなど絶対にやるなという都市伝説を信じて一度たりとも洗車もワックスがけもしなかったのが理由かどうかわかりませんが、外観も実にきれいです。あと5年ぐらいは余裕で乗れたと思います。壊れたのはリクライニングのレバーが割れた程度で、エンジンや駆動系の故障は一度もありませんでした。タイヤは一度交換して、ワイパーゴムを2,3度交換したぐらいでしょうか。ずっとメンテナンスパックに入っていてディーラーに6ヶ月点検をずっと出していたので何か他に部品の交換があったか、よく覚えていません。エアコンのガス補充ぐらいはしたような気もします。オイル交換はメンテナンスパックに含まれていたので定期的なオイル交換はされていたはずです。

走行距離は55000kmですから、実際のところまだまだこれからというところでしょう。

アルトのすごかったのは後部座席の広さ。大人が余裕で足を組めるこの広さですよ。トゥインゴの後部座席はマジかよ?という狭さと圧迫感です。


本日納車となったルノー・トゥインゴ。アルトと似たような色ですが、自分としてはこの色以外は要らないという一択。残念ながらこの色でMTはもう在庫がなかったです。
フロントから見るとカバみたいな可愛らしさです。


リアから見るとフェンダーの張り出しがかっこいい精悍な雰囲気です。
リアハッチの一枚ガラスが下の方まで入り込んでいるので踏ん張っている感が良いのです。
実際、リアにエンジンが乗っているので後ろに力がこもる「ドスコイ」そのものなのです。
ナンバーの32-97は指定ではなく陸運局が適当に発行した番号です。ちなみに32-98だとMiniクーパーのオーナーが好んで取る番号です。


どうしても見たかったのがリアの荷室の下にあるエンジン。


リアエンジンだからこの車を買ったのです。FFだったらアルトのマイルドハイブリッドを買っていたでしょう。


車軸に定規を置いて見ると(赤い矢印)、エンジンの半分くらいは、いやほとんど車軸よりも前にあるのでやっぱこれリアエンジンと言うよりもミッドシップに近いです。
ミッドレンジっぽいリアエンジンでリアドライブとなると

スポーツカーか? いや違う、5ドアだ
ホットハッチか? いや違う、買い物車だ。ぶっちゃけ言うとヨーロッパの安車。


タイヤは生産の都合でグッドリッチかミシュランがランダムにつくらしいのだけど、この車はミシュランついていたので当たりみたいです。

Twingo Parisという名前でフランスのエスプリが漂う一台。でもスロヴェニア製なのですけどね、、、。

何はともあれ、おそらく私の人生でこれが最後の純粋な内燃機関車になると思います。今後10年で時代は変わって「今どきエンジン車なんてほとんど選択はないですよ?」ぐらいになっているかもしれません。確かフイルムは2000年が一番現像が多かったと聞いたことがありますが、それから10年たたない2009年にオリンパスE-P1が発売された時にはもうフィルムカメラを使っている人はほとんど居なかったです。10年でフィルムカメラが無くなったので次の10年でエンジン車が消えている可能性はあると思います。

「黒電話を使っていた」「フィルムカメラを使っていた」「モノクロフィルムの現像と焼付をしていた」「エンジン車に乗っていた」そういう面倒くさいことを普通にやって、時代の大変化を自分で体験できたのは稀有なことなことだと思います。良い時代に生きたのかもしれません。

2024年3月5日火曜日

猫の隠れ家つきローテーブルの製作

 かみさんが何か面白いものを探してきました。

[幅80] ローテーブル 猫と暮らそう 強化ガラス使用 木製 国産 日本製 リビングテーブル センターテーブル



とても良さそうなローテーブルです。でも42990円という価格はなぁ、ということで似たようなものを作ることにしました。
80cm角だとちょっとウチには大きすぎると思いますので、70cm角で作ることにしました。



また引き出しも要らないので猫が隠れる空間にすることにします。
天板のガラスはこのサイズ(200mm x 700mm)だと5000円ぐらいですので、また後から考えることにします。


材料はまたお隣の廃棄パレットをバラして使います。材料費はいつも通り0円。昨今ホームセンターの木材も随分と高くなったので有り難い事です。
しかしこの木パレットは一回使ったら廃棄してしまうのですから、なんとも勿体ない事です。


捨ててあるパレットも表面をプレーナーで削ればきれいなものです。


色はダークブラウンが良いと言うので一度ブラウンの防腐剤を塗りますけど、天気が悪く木材も水分を吸って乾かないので火をつけて無理やり乾かします。ちょっと燃えすぎです。


内部の掃除がしやすいように天板は取り外し式にします。


出来上がりましたよ。


なかなか味があります。


天板取り外しができるようにしたのは正解でした。


猫は興味津々ですが、構造はよく理解していません。


100均でカーペットを買ってきて底に敷きます。


やっぱり内部から外が多少見えたほうが猫も安心できるだろうということでΦ100mmぐらいの穴を開けます。


ポンコツロボットみたいな見かけになりました。


お掃除も簡単。良いでしょう?


無理やり猫を押し込めます。


猫共どうだ?なかなか良いだろう?

4,5日したら黒猫のほうが居座ってしまって、もうローテーブルの中から動きません。


ローテーブルとしても活躍しています。今回はなかなかの力作でした。
70cm角でも6畳間にはちょっとだけ大きかったです。65cm角ぐらいで良かったような気がします。






電動自転車、初の部品交換

 2020年7月5日にコロナの10万円の補助金で買った電動アシスト自転車ですが、3年半以上乗って初めて部品交換となりました。


ブレーキをかけると前のホイールからドコっ!ドコっと!音がするので、何かと思ったらリムが割れていました。アルミリムはブレーキをかけるとブレーキシューがリムを削ってリムサイドが薄くなり、いつかは必然的にこうなる。しかし早いね。このあたりは坂道が多く電動アシスト自転車自体の重量がかなりあるので、前ブレーキの負担が多いのだと思われます。


タイヤ溝など全く減っていないのにリムが先に逝くとは思いませんでした。

26インチママチャリの前輪など放置自転車からガメてくればタダなんですけど、ちょうど近くに捨ててあったママチャリは撤去されてしまいました。

ハブ、タイヤ、スポークも壊れていないのでリムだけ買ってきてホイールを組み直そうかと思いましたが、アマゾンに完組ホイールでチューブタイヤ付きが3550円という驚きの価格で売っているので、もう組み直しは面倒だからこれ一択。




次の日に見たら3150円になっていて、何と一日で400円損してしまいました!なんとも気分が悪いですが3550円でもリムとタイヤとチューブを別々に買うよりは安いだろうなあ。


作業自体は特に難しくありません。


ハブの横についているセンサーの構造を覚えておいて、元の前輪を外して付け替えるだけ。15分の作業。


後輪タイヤはそろそろ溝がなくなってきているので、前輪についていたものと交換すればまた3年以上乗れます。
電動で初期投資が高いとはいえ、4年近く乗ってもバッテリーもまだまだヘタっている様子はありません。電気代は一回の充電で20円~30円、週に一度充電したとして一年で1500円、3年で4500円。購入後の維持費は何と4500円+部品代3550円=8050円。経済的すぎて泣けてきた。
とにかく台数が多い26インチママチャリというのは部品も安く驚くべき経済的な乗り物なのだと感心します。


2024年2月23日金曜日

会社も売り物になるのか

たまにこういう内容のメールが来る

この度、弊社クライアント企業より、資本提携に関するご相談を頂いていることからご連絡差し上げました。

クライアント企業との打ち合わせを踏まえ、弊社独自で調査させて頂いたところ、貴社の規模感、事業領域等が正に合致していた次第でございます。

【方針】

・現経営陣の続投を希望(退任希望等あれば応相談)

・従業員様の継続雇用 

 ウチは一応会社形態だけど、実質個人商店的な事業ですよ?

詐欺かね?と思いましたが、そのM&Aの会社自体は一部上場企業で別に怪しいものではないようです。知り合いの社長さんにこれはどういうものなのか聞いてみたところ、

一つの目的としてはその会社の資産(土地建物設備)が欲しい。事業物件を探すというのはなかなか難しいので、会社ごと買ってしまえば手間が少ない。ウチには土地建物はないですけどね。

他には、安定して少額でも利益を出しているところで、事業継承に問題を抱えているところなら買いたいと思っている企業は案外ある。ただ大金を払って買収したいと思っているわけではない。

売りたいと思っている側の会社オーナーは二種類いて、

とにかく金になれば良い、後は野となれ山となれというタイプと

自分の取り分は少なくても構わないので、従業員の雇用だけは守って欲しいというタイプ

今は特段考えてはいませんけど、ウチは負債がないので会社の精算も楽といえば楽ですが、会社というのは畳むのが面倒くさいので、私の引退時にはタダ同然でも買ってもらえるなら買ってもらったほうが楽というのはありますね。

しかもですよ、事業主である私自身は経営の才能が根本的に欠けているのがよくわかっているので、向いていないことを無理やり続けるのもこれまたストレスなんだな。

基本的なスタンスとして、今でも充分食えているのになぜ事業拡大という多大な苦労をして余計な金を取りに行かなくてはいけないのか、まずそのあたりがよくわからない。家もあるし車も持っているし酒も飲めるし、これ以上一体何が欲しいのか?教えてほしいよ。

現経営陣の続投というよりも一工場長みたいな感じで経営のことはすぐれた人に任せたほうが、事業としては今よりはうまくいくような気もします。

こうやって書くと事業がうまく言っていないんだと思われるかもしれませんが、今までほぼ赤字無しで続けてきていて利益も出し続けていますので、突然知らない人が経営アドバイスのメールとか送ってきていただかなくても全然大丈夫です。

経営アドバイスのメールとか、そんなのあるのか?と思われるかもしれませんが、これがあるのです。そういうメールを頂くと

そもそもあんた誰、一体何者?なにか大きな事業でもやっているの?とか聞きたくなりますけど、相手にすると面倒なので返事をせずに捨ててしまいます。