2010年7月3日土曜日

LX3用ケース再設計

最近、一番多いリクエストがPanasonic LX3用ケースの再生産。
当店で売っていたこのケースは、去年の8月末に販売停止してから再生産の目処が立たなかったわけですが、その一番大きな理由として、LX3用ケースを作っていた頃と比べて現在はケースの作り方がかなり変わってしまったということです。

現在作っている方法の方が断然効率化しておりまして、今更去年の生産効率が悪いケースを作っても、作る側は嫌な思いをするだろうということが目に見えていますので、なかなか重い腰が上がらない、そんな感じです。

NEX3、NEX5用ケースの製品化が一段落して、当分新しいケースを作る予定は現状ありませんので、この際ですから、LX3用ケースを再設計してみたいと思います。

なぜ今更LX3用ケースのリクエストが多いのか?と思いますけど、お客様のお話ですと、LX3の価格がこなれてきて3万円ぐらいで入手出来るそうなのです。 なのでLX3を購入して、せっかくだからドレスアップのためにケースに1万円弱投資する余裕があるということです。

なるほど。確かにそのユーザー心理が私にも十分理解が出来ます。おそらく私もそう考えるでしょう。ここで重要なのが、1万円弱ぐらいということです。3万円でデジカメを買って、15000円以上ドレスアップのために投資するか、というと、余程思い入れがあるとか気合いの入ったユーザーでなければやらないでしょう。7800円税送料込みなら「これはユーザー心理をよく理解している憎い価格だね」となり、その価格で出せて利益がきちんと出れば、
「またあいつが美味しいところを全部食い散らかしちまったよ」 そういう展開になる、、、かもしれません。

というわけで、再設計。とりあえず以前のデータを引っ張ってきて、CADで手直し。


おそらく試作10個以内で刃型発注までデータを詰めることができると思います。
ただ、この試作を進められるのが休日ぐらいで、実は私は日曜日もだいたい仕事をしていて忙しいです。明日もMAIIIクリッカーの出荷準備で、おそらく試作を進めるのは無理。

ちょっとノロクタするかもしれませんが、LX3ケースの再生産を本気でやりますので、LX3ユーザーの皆さん。それまでお金取っておいてください。よろしくお願いいたします。