新しく買った油圧クリッカーですが、今ひとつ使い勝手がよろしくありません。
元がイタリアという事だけあって、デザインはシャープでヨーロピアンな雰囲気なのですが、デザイン優先で使い勝手のことは今ひとつ考えてないような気がします。
何がいけないかと申しますと、ヘッド部分に仮置き場が無いんです。
上の画像は古いクリッカーですが、ヘッド部分に何か置いておける仮置き場があるのがご覧いただけると思います。ここに刃型を仮置きしたりするわけです。これがとても便利と言うよりも、これがないと不便で仕方がないわけです。
まあ必ず必要なのがハサミとロータリーカッターです。
仕方がないから、つまらない工夫をしてみます。
木材と鉄の平細板を用意してきて、鉄の方はベンダーで曲げておきます。
先ほど曲げた鉄の平細板を骨組みにします。
木の板を骨組みに合わせてたたき込みます。
何かちょっとしたポケットが出来ました。ロータリーカッターを入れておきます。
ハサミを入れておくポケットは革で作りました。
ウチのスタッフは私も含めて右利きですので、これで問題ありません。
仮置き場も一応頭をひねりました。
頭をひねっても、100円ショップの流し関連のコーナーに売っているものです。
一応刃型の仮置き場が出来ました。
何と言いましょうか。つまらない工夫をしているという実感がひしひしとして、少々情けなくなってきました。
仮置き場完成前ですが、クリッカーでの作業風景です。