2010年12月14日火曜日

材料の仕込み

料理ではないのですが、革ケースの製作は結構手間のかかることをやっておりまして、仕込みというか下準備に結構手間を取られたりします。


ピッグスエード一枚ものに合成ゴム接着剤をスプレーします。
今は工房が広くなりましたので、屋内に吹きつけスペースがありますので、天気に関係なく接着剤の吹きつけが出来ます。

何と言ってもスエードを大量に使いますので、こういうものでも手でハケ塗りなんてことをしていたら大変なことになります。素材が大きすぎるので、ゴム糊塗り機でも役に立ちません。
吹きつけができる合成ゴムがあって、本当に助かりますというか、今時は何でも便利な物が存在しております。


ゴム糊機でPETフィルムにゴム糊を塗っていきます。透明で見にくいかもしれませんが、上の画像がフィルムをゴム糊機に通している写真です。

ゴム糊を塗ったフィルムを最初の写真のように、スエードに貼り付けていくわけです。スエードというのは元の豚の大きさによって、革のサイズが違ってきますので、極力無駄が出ないようにフィルムを貼り付けていくのは、なかなか頭を使います。


クリッカーを使ってフィルムとスエードを圧着します。
この圧着が出来るということが、とても便利なのです。
この後、レーザー加工機でフルカット・ハーフカットを駆使しながら、革ケースの裏革+芯となります。
このフィルム+スエードを合わせた材料を、折を見てある程度用意しておくわけです。


こんな感じのところが当店の打ち抜きコーナーです。
足下にパレットを敷いて、コンクリート土間からの寒気を和らげてます。これでも結構効果あります。
パレットは海運の木箱の底部分流用という、なかなかリサイクル精神にあふれたものです。


おやつはピザトーストとポテト。どちらも冷凍物を貰い物のオーブンで焼きました。
タバコを止めてから、やたら食っていますけど、体重は不思議と増えておりません。
そういえば、タバコを止めてから2ヵ月経ちました。