一昨日、刃型屋さんにデータを送って、先ほど刃型が届きました。
型紙を送ったりしなくても、CADデータをメールで送れば刃型が宅配便で送られてきます。便利なものです。今まで当たり前のようにやってきましたが、考えてみれば恐ろしく便利なことですね。電話一本かける必要がありません。
設計データと実寸のデータはほんのわずかですが違っていますので、この刃型の実寸データを取って、それに合わせて治具を作っていきます。
この実寸を元に、治具を製作していきます。
お馴染みとなりましたローランドMDX40:三次元切削機で、ほぼ半日かけて削り出しました。
でもほんの少し微妙に合わないところがあって気に入らないので、もう一度データを調整して再度削り出します。現在(2011年1月22日、午後9時30分)切削中です。
23日の朝には削り上がっているでしょうから、気に入らないところがなければ、側面のステッチガイドラインを入れる治具は完成で、次のステージ:底パーツにミシン目を入れる刃型を発注して、早ければ火曜日にその刃型が到着しますので、その刃型の実寸を元に底パーツにミシン目を入れる刃型のガイドラインを入れる治具を削りだして、すんなり行けば水曜日に完成です。
こうやって書くと実に気の遠くなるような工程ですが、実際私もかなり気が遠くなります。