2011年8月2日火曜日

E-P3ケース 試作その1

E-P3の貼り革ラッシュが続いております。



毎日山盛りの郵便物です。ありがとうございます。


E-P3革のカットはレーザーで行っておりまして、カットが追いつきませんので、とうとう2台目のレーザーをセットアップしてレーザー2台体制でカットをしております。

現状、E-P3の革で手一杯のところですが、大旦那の方から「E-P3スナップケースのサンプルを早く出せ」という催促が入り、これ以上伸ばせないので、本日試作を続けます。


内部に埋め込むメタルの心材をカットする刃型を作って参ります。
まずは型紙作りです。厚紙をカットして型紙にします。


外周寸法はどちらも160mmほどですが、10mmほどの余裕を見て170mmの刃材料を用意します。


ベンダーで刃を曲げます。

 

2つのうち1つはちょっとだけ複雑な形状です。
これぐらいの形状でしたら、何とか曲げられるようになりました。


曲げた後は継ぎ目を溶接します。その後は錆止めの塗料を塗って完成です。


こんな感じで、メタルの心材が入ります。


底部分パーツの形状がわずかに気に入らないので、この部分の刃型も作り直します。


製品が増えると、とにかく刃型が増えます。何用の刃型かきちんと書いておかないと、本当にわからなくなってしまいます。

側面パーツをカットするための刃型は、8月2日に刃型屋さんに発注いたしましたので、今週末には最終試作に進めると思います。