2012年12月27日木曜日

Rhinoceros 5

最近Rhinoのバージョン5が出て、Ver4も持て余しているのに、Ver5は要らないだろうと思ったのですが、評価版を使ってみたら実に便利なコマンドが入っているので、アップグレードしてしまいました。
アップグレード版で45000円。3Dモデリングソフトにしてはかなり安いんだと思います。


便利なコマンドが増えた分、プログラムは重くなる、これはもう仕方がないのでしょう。
64ビット版と32ビット版のどちらも入っているのですが、ウチはまだほとんどのOSあ32ビットなんです。
64ビットのWindowsに移行したくても、レーザー加工機のドライバーの64ビット版が出ておらず、どうしても32ビット版でないとレーザーが動かず仕事にならないんです。マイナーな機械を使うとこういうところで不便な思いをします。

ライノは今時のソフトウェアにしては珍しくライセンスが緩やかで、自分の持っているPCにすべてインストールして構わないのです。ただ1台しかプログラムを走らせてはいけないというもので、つまりあっちのPCでRhinoを立ち上げたら、こっちのPCでは立ち上げられません。今時一人でPCを何台も持っているのは別に珍しくもないので、これは有り難いです。


今までライノは日本語版を使っていたのですが、実は英語版で使う方が便利なので(日本語版を使っていたらエキスパートに笑われた)、そろそろコマンドもだいたい使うものは決まってきているので、そろそろ英語版に切り替えようかなと思っております。というのはライノはコマンドラインが付いていて、コマンドを入力しながらの方が早いのです。
ただ、英語版に切り替えると非常に便利で強力なヘルプも英語でしか使えないので、ちょっとこのあたりは問題です。ヘルプというのはだいたい使えないものが多いのですが、ライノのヘルプは非常に親切で、そのコマンドの使い方の簡単なビデオまで付いております。


非常に便利なヘルプですが、日本語で読んでもそのコマンドの概念からしてよくわからないコマンドが多いのに、英語で読んだらさらにちんぷんかんぷんなのは、こまったなという感じです。まあ結局日本語でもあまり理解が出来ないから、GoogleやYoutubeで使い方のサーチをするのですけど。