2013年2月4日月曜日

E-PL5スナップケースの試作 その5

今日は荒裁ち用の刃型を作ります。


本カット用の刃型でカットしたものが、黒い板紙で、それの一回り大きなサイズの白い板紙が荒裁ち用の刃型になります。

荒裁ち用の刃型を用意することは一般的に普及しているのかどうか私にはわかりませんが、荒裁ち用の刃型というのは、牛半頭分の一枚物の革から必要な量をカットするためのものです。
もちろん手でカットしても良いですけど、刃型があれば一瞬でカット出来ますので、これがあると非常に便利になります。特に、革と芯を貼り合わせるような場合、荒裁ち刃型で革と芯を貼り合わせて接着し、本カット用の刃型でカットすると綺麗に端が揃います。

正直、荒裁ち用の刃型というのは、あまり金をかけたくない部分です。精度など適当で良いのですが、頼めばそれなりに製作費用がかかります。私はこれぐらいの精度でしたら、自分で作れますので材料費と私の時給だけで用意できます。


刃型が出来上がりました。荒裁ち用は上の方です。


出来上がった刃型で実際に作ってチェック。
まあ良い感じですね。設計通りです。