2013年3月15日金曜日

ネックストラップ、肩当て付きタイプ製作中 続き

せっかくやる気になったのだから、少し趣向を凝らしてみようと言うことで、肩パットの部分にリザードの透かしを入れてみました。これは+500円ほどのオプションにしようかと考えています。


この色の組み合わせはちょっとどころかかなり暑苦しい気がしますが、色合わせを考えれば格好良くなると思います。肩当てのステッチは肩当ての革の色と同じか近似色の方がすっきりするような気がします。これは実際にやってみないとわからないので、やってみます。

リザードのカラーは選択可能です。

毎度毎度のことで、ウチは何か一つ物事を進めようとすると色々ややこしいのですが、今回もまた同じです。自分のところで出来ることは外注せずに、全部自分でやらないと気が済まないという気質にも問題があるような気がします。でもカバンなどになるとパーツが多いので、もっと刃型が増えるんですよ。


 本裁ち用刃型と、荒裁ち用刃型、そしてガイドラインの治具。


治具は、何と言いましょうか迷路のようです。


刃型もカーブがきついので(R1.5mm)、いつものベンディングマシン(刃曲げ機)では曲げきれません。
曲げる方法はだいたい想像がつくのですが、私の場合は技術の方が付いてきません。私は刃型を作ることはまだまだアマチュアですので、これは仕方がありませんね。

しかし曲げられないでは仕事が前に進まないので、何やら独自な男といたしましてはトムソン刃の曲げ機を引っ張り出してきました。別にトムソン刃型を作るつもりもないのに、どうしてこんなものまで持っているのか自分でも不思議ですが(安かったから何かのついでに買っておいた)、便利な道具は未熟な芸を助けるという良い例です。このトムソン刃の曲げ機は、今回初めて役に立ったような気がします。


トムソン刃型というのが、刃型でも別の種類のものなのですが、これで合いそうなカーブのコマをつけて曲げたのでした。色々とややこしいですね。
これで、小さなカーブの曲げもマスター、、、、していません。何となく曲げることが出来ただけです。