2014年6月30日月曜日

からくり茶運び人形の試作 その5

からくり茶運び人形の試作 その4 の続きです。

まだすべて完成はしていないのですが、そろそろ軽量化を考えていきます。


材料がMDFなので一件軽そうですが、パーツが重なると結構な重量になるのです。持ち運びをするわけではないので、多少重くてもかまわないような気がしますが、何と言っても電池駆動ではなく、ゼンマイ駆動なので、とにかく少しでも軽くしてやる必要があります。



取りあえず側板をザックリやっていきます。本当は強度計算とかそういうものがあるのですが、私がそんなことわかるわけがありません。ダメだったらダメなところを直すという原始的な方法でいきます。

あとは軽量化できそうなところは歯車ですね。

側板はメインの歯車を覆うような形状にする必要がありそうです。服を着せますので、巻き込み防止策です。

また名前を考えないといけないですね。
大江戸八百八町茶運び三助 
こんな感じでどうでしょうかねぇ?


さて次の話題です。
レーザーのレンズを交換しました。元々ついているのよりも焦点距離を短くしました。
焦点距離を短くすると何が良いかというと、集光率が高くなるので、カット線が細くなり、見かけのパワーも上がります。

どれぐらいパワーが上がるかというと、今まで秒速8mmでカットしていたものが秒速10mmでカット出来るぐらいですから、1.25倍になるのかな。1.25倍って結構なパワーアップですよね。そのかわり、厚いものがカットしにくくなります。当店の場合5.5mmのベニヤが一番厚い程度ですので、それほど問題にはなりません。


焦点距離が短くなると、Z軸を上げてやらないといけないわけですが、これ以上上がらないので、テーブルを嵩上げしてやることにします。

また親父登場で、毎度のごとく渋々文句を垂れながらやっています。


巻き込み防止の補強桟をボコボコつけてみました。

表示をアーティスティックにすると、なんか雰囲気ありますねぇ。


PENなんてのもあります。