2014年7月17日木曜日

からくり茶運び人形の試作 その8

からくり茶運び人形の試作 その7 の続きです。




機械部分のモデリングはほぼ大詰めを迎えました。実走もほぼ問題ないようです。

ここで、江戸時代のオリジナルには存在しない自動停止機能をつけたいと思います。Uターンする直前と、主人のところに戻ってきた時点で停止という機能です。

手と頭はこれがクリアーした後にまた考えるとしましょう。

大名遊びが出来る日も近づいているのでしょうか。


自動停止機能はオリジナルに存在しないので、他人様が作られたものの画像から想像してモデリングをしてみました(黄土色のパーツ)。これできちんと止まるのかどうか、多少試行錯誤が必要そうです。

理屈としては、メインの歯車に何か突起をつけておいて、突起が黄土色のパーツのうち長い棒に接触することによってそれを押し上げる、そして腕の心棒が回ってストッパーが降りて、走行を止める。押し上げられた長い棒がすぐに落ちないように板バネが支えている、そんな感じだと思います。


どうでしょうか、このメカメカしさは?パーツが増えてくるに従って、だんだんとメカ度がアップしてきました。これはモデリングというバーチャルな世界ですが、実機も当然こうなるのです。
さあ明日ぐらいからまた親父を呼んできて、実機の組み立てをさせていきます。