2014年8月18日月曜日

からくり茶運び人形の試作 その12

からくり茶運び人形の試作 その11 の続きです。

ちょっと時間が空いてしまいましたが、結構忙しかったのです。

さて、頭の部分は一度自分でも頑張ってみようと言うことで、出来るかどうかはわからないけれどもやるだけやってみます。


まずはモデリング。こういうの形状はライノだと非常にやりにくそうなのでポリゴンモデラーを使います。Silo2という安価なのに使えるポリゴンモデラーがあるのです。でもBlenderだったら更にすごい、何と無料で使えます。


流し込みの型を作るので、四角いブロックを作って頭部を抜いてやります。


コマンド一発で流し込みのブロックが出来上がりました。サイバー空間上でしたら手間もかからないです。


問題はこのモデリングしたブロックを現実空間で作ってやらないといかんのです。サイバー空間とは違って、現実空間は手間も時間もかかります。


現実空間で出来上がったブロックにとりあえず石膏を流し込んでみます。


まぶたは二重の方が良いのではないだろうか?とか、こういう慣れていないモデリングもなかなか楽しいのであります。


とりあえず型から抜いてみましたところ、割れました、、、。
何と言ったら良いのかな?この割れ具合が、どこかの遺跡からひょっこり掘り出されたような雰囲気を醸し出しております。

多少ですが、目のディテイルも出ていますね。
左右割りではなく、前後割りで作れば案外顔のディテイルも出るかも知れません。
ただ石膏の問題は重いのです。もう一つ内側の型を作って、中を空洞にしないとちょっと使えませんね。強度の強い樹脂入り石膏というものを買ってきましたので、一度中抜きの型を作ってやってみることにしますけど、別の素材を考えた方が良いような気もします。