2015年5月24日日曜日

Bali Kamis物語 その9 :引越し準備

バリ島在住20年である店主の配偶者に何かバリの身近なことを書いてもらうことにします。
名付けてBali Kamis物語 (Kamisはインドネシア語で木曜日)。

前回は Bali Kamis物語 その8



引越し準備

日本へ本帰国するまでにあと2カ月となり、そろそろ家の中の物を処分する事を真剣に考えないといけません。

家具、電化製品、車、家、、、、。
全て欲深く高く処分しようとすると頭が痛くなりますが、安くてもいいなんならとかタダでいいよって太っ腹な気持ちになるなら、1日あれば全て片付きます。

インドネシアの人は何でも貰ってくれますから、壊れた扇風機から使わなくなったフライパンまで貰ってくれます。お隣さんはうちのお手伝いに、捨てる前に教えてくれって頼んでるぐらいです。洋服、靴、バッグに至っては取りあいになる程で、捨てるのは下着位ですね(これは、ハサミで切って捨てるとかしないと、ごみ箱から拾われてしまうので注意が必要です)。

ここまで、物を使ってもらえるととても気分がいいものです、物を最後まで有効利用できた満足感まで出てきます。

今回は取り合えず、廃棄処分物を売りました。
(そんな物売れるの??ってインドネシアでは売れるんですよ、安いですけど...)
壊れた洗濯機、冷蔵庫、冷凍庫、電子レンジ、さびた自転車、さびて折れそうになってしまった庭のベンチを引きとってもらいました。
もちろん軽トラで取りに来てくれます。




でもこのおやじは、壊れてないものが欲しいので、クーラー売らないのかとかバイクは売るのかとか、まぁうるさかったですが、前日の査定では占めて2000円でしたが最終的には、おまけしてくれて2500円で商売成立。


片づけてくれて、お金くれてありがとう、、、おじさん。

(※店主注:インドネシア・ルピアはザッと1/100ぐらいにすると、日本円相当になります)






店主が語らせてもらいます。
カメラを持つ習慣のなかった人はスマートフォンを持ってもちっとも写真とかビデオを撮らないのです。配偶者に文章を書かせても、かなりうるさく言わないと話に付随する写真・ビデオを撮ってこないので、なかなか苦労します。

コーヒーの上にクリームで絵を描くのって、日本で流行っているのかどうか知りませんが、バリでこんなのがあると一応写真は撮ってくるのです。

「これどうやってやっているのだろう?」
「知らない」
「型みたいなのがあってそこにクリームを流し込んでるのかな?」
「一杯一杯描いてるみたい」
「なぜスマートフォンを持っていながらビデオを撮らないの?」
「今度やる」
「今すぐだよ!Cepat!!」

毎度こんな感じです。せっかくスマートフォンというものを持っているのですから、メモ代わりで良いのですからガンガン撮るべきですよね。ストレージなどGoogle+にWifi時に推奨サイズで自動アップロードしておけば容量無制限保存可能なのですから。