2015年7月16日木曜日

Wifi phoneソフトあれこれ

配偶者と養女がバリに戻っていますので、連絡が必要になるのですが、その間のやりとりというのは大体Lineですんでしまいます。メールというのはあまり使わないです。メールは返事を書くのが面倒だからです。
このメールというのが、一体どれぐらい面倒かというと、

メールソフトを立ち上げて、返信ボタンを押して、サブジェクトを書いて、本文を書いて、送信ボタンを押す。

こうやってやることを書いてみると、恐ろしく面倒な事をやっていると言うことがよくわかります。パソコンならそれほど面倒ではないですが、これを実際にスマートフォンでやると面倒すぎ、もう返信するのやめようかなってなるわけです。

だからLineなどといういかがわしくて、機能的にも不満だらけのソフトは使いたくないと思っている人が(私も含めて)多くても、現状Lineしか選択がないということになるのです。こういうコミュニケーションツールの場合、キンコン!とメッセージが入れば、表示というボタンを押して、そのまま文を書いて送信ボタンを押すだけ。結果としてプライベートではメールというのは書かないという方向になっていくのも当然の流れかも知れません。人間というのは基本的に面倒な事は大嫌いなのです。

今回の結婚も、メールだけしかなかったら、間違いなくそのうちに連絡が途絶えて、とっくに縁が切れてしまっていたと思います。私は散々Lineを小馬鹿にしながら、大変な世話になってしまっているという、大きな矛盾を抱えているのは間違いのないことです。だってLine以外のツール、例えばSkypeとかGoogle Hangoutとか、機能的には優れている面はあるんですけど、肝心なところで使いにくいです。そしてアジアでLineが流行るのはスタンプだって事に西洋人は気づかないのかなぁ。

それは良いとして、たまに電話をかけるような用事も出てきますが、国際電話代を払うのも馬鹿馬鹿しいので、Wifi Phoneツールを使うことになりますが、これがどれも見事に使用に耐えません。バリのネット環境が悪すぎるからです。

Line電話:遅延酷すぎ。ブチブチ途切れます。

Skype - Skype:ブチブチ途切れます。

SkypeOut (日本Wifi→インドネシア携帯電話):繋がるだけで、相手に声が届きません。

ハングアウト:ブチブチ途切れます。

Skyphone:かなりブチブチ途切れます。相手に声が届きません。日本国内のWifi状態が良い場合ですと、これが最高なのですが。

Facetime:2台iPhoneがないと使えないです。

どれも見事に使用に耐えないというか、双方向での通話は無理な状態です。インドネシア側で相手が広域Wifi(Wimaxみたいなもの)を使っているせいもあるとおもいます。このバリの広域Wifiがかなりロクでもないのは確かです。でもWifiとかインターネットは関係ないSkypeOutが使えないってのは単純に「金返せ」です。安いとはいえ金を取ってこれはないだろう。いつからSkypeはこんなにダメになったのでしょうか。

結局双方向通話は諦めて、トランシーバー型の通話ソフトが採用となりました。

Zello PTT Walkie Talkie


これは実に良い。トランシーバー型ですので、遅延など気になりません。


メッセージは突然入ってきますので、「聞き逃した!」って時も大丈夫。過去メッセージが録音されているので、履歴で何度でも再生できます。

国をまたがなくても、家と仕事場の連絡程度も便利なのですよ。

「今からお弁当持っていくよ!」---「あいよ!」

「今から荷物持っていくから、下に下りて待ってて」---「了解」

随分と可愛らしいやりとりですけど、こんなやりとりにいちいち電話代など払いたくないという場合に便利です。まあそんなのばかりですけど。大体今時古いスマートフォンやら使ってないタブレットをゴロゴロさせている人が多いですから、これを一台専用にしておけば良いです。




あとはどうでもいい話。

バリ・インドネシア宛に唯一(とは言いませんけど)使えるIP電話みたいなサービスをやっと見つけました。

Internet Calls

これを Call using a Fixed Lineで、ひかり電話などから、ゲートウェイ(03-4520-9233)にTELして、相手の電話番号(インドネシアなら 00-62-~~)にかけるという非常に面倒な手順を踏みますが、通話品質は悪くありません。一分間の電話料金はゲートウェイまでの電話料金(ひかり電話なら8円/3分)+インドネシアMobileなら6ユーロセント(8円ぐらい)/1分。

アプリケーションを使えばWifiで電話をかけられるのに、わざわざゲートウェイを使って電話をするところがミソなのです。


操縦者の目線につけたカメラとトライコプターにつけたカメラで、操縦者視点と飛行視点を同時にご覧ください。