2015年1月31日土曜日

Canon Powershot G7X レザーグリップ サンプル写真

ようやく出来上がりましたので、サンプル写真を撮りながらここに載せていきます。


イエローリザード・エンボス(牛本革)


ベージュリザード・エンボス(牛本革)


ブラウンクロコ(牛本革)



2015年1月28日水曜日

20年前に別れて、10年ぶりに連絡を取った元GF

10年一昔と言いますので、20年前だともう昔昔と言って良いかと思いますが、その昔昔に3年ばかり一緒に暮らした女の人がいました。私が25の時に別れたのですが、その後彼女はずっとインドネシアのバリに住んで、今でもそこで暮らしてます。別れたときもお互い憎しみあって泥沼ということでもなく、「またいつか機会があれば一緒に暮らそう」と、まあ実際はそんな格好良くはないかもしれないけど、まあそれほど悪い別れ方でもない、そんな感じです。

10年ぐらい前に、Googleで名前を検索したら出てきたので、一度メールを書いて近況を報告し合い、連絡が途絶えてまた年月が経ちすっかり忘れかけていた頃、彼女の同じ出身地で同じ名字の方が当店でモノを購入され、同じ町名でそれほど大きな地域でもないのでもしかしてご親族の方か?というところで思い出した。

「そういえばまた10年が経ったではないか」

早速、10年前のメールを探し出し、同じアドレスにメールしてみました。

しかし返事は来ません。ああこれは転職してメールアドレスが変わってしまったのだな、仕方がない、今回は縁がなかったのだ。また10年後に探してみようと言うことで、と放っておいたら、

「あなたメールの返事ぐらい書いたらどうなの!」

となかなか勢い良く、懐かしい声で国際電話がかかってきました。メールの返信をすぐにしたのに私からの返事が一向に来ないのでシビレを切らしたらしい。
メールなんて来てないんだけど?と思ってゴミ箱を見たら、何と!あるではないか。しかも2通も、、、これはスマンかった。
スパムフィルターがゴム箱に突っ込んでいました。スパムフィルターは便利なのですが、たまに重要なメールもゴミ箱に突っ込むのが困りものです。

私もダラシナイのでメールの返事を忘れるときがあるので、ラインでということになったのでした。ラインは実にいかがわしい問題のあるソフトですが、普及度も高く便利と言えば便利です。

色々この20年の事を話してみると、やっぱり彼女は実にすごい女だ。金もないコネもない、しかも現地の言葉だって話せない一人の女が海外に行って20年生き抜くことができるのは、そんなの100人に1人いるかって根性と精神力だ(もちろん今はきちんとインドネシア語が話せる)。生き抜いただけではなく良い生活をしている。私にはとても無理。もう人間の格が違いすぎてとても敵わない。ヒトコトで言ってしまうと、「ただ者ではない」、もうこれ以外に言いようがない。
しかも歳取った今でも美人だしいい女だ。これだけいい女はそうそういるものではない、私の世界が狭いだけかも知れないけど、この人以外に見たことがない。


いくらすごい女と言っても、しなくても良い苦労をさせてしまったという、どこか相手に自分のせいでこうなったという気持ちがあるので、しばらくすると結局やっぱり謝る。だが、どうやらお互いにそういう気持ちをもっていたようだ。やっぱり3年一緒に暮らして気心の知れた仲だ。そのあたりは昔と変わってないんだな。若い頃この人に色々面倒を見てもらって本当に良かったよ、20年経った今、改めてそう思った。22~25歳という大人としての人間の形成期に、私はこの人の影響を強く受けたわけで、今思えばその大切な時期に彼女のような模範(当時そんなことは思いもしなかったが)から薫陶を受けたということは、かけがえのない経験であることはもう間違いない。
出会ったことも一緒に暮らしたことも、そして別れたことも決して間違った選択ではなかったのだろうなと深く実感したのでした。

しかしながら多少の歳の差があったとは言え、彼女は今の私よりも当然ながらずっと若かったのだけど、どうしてあれほど大人だったのだろうか?これは今でもかなり不思議に思う。大体今45歳の自分も周りにいる同年代の友人たちも、どこか大人になりきれてないような奴ばかりだ。


そういえば当時彼女が開いていたカフェは、今どうなっているのだろうか?近くを通ったのでGoPro持って寄ってきました。10年前に来たときは、このビルのオーナーが居酒屋をやっていたのですが、今はNY出身の黒人の兄貴がなかなか良い感じのカフェをやってました。

ブラザー、俺の話を聞いてくれ!Long time ago, about 20 years ago, my ex-girlfriend was runnnig a cafe here, just this place.

と、こんな感じで兄貴としばらく会話をして、「また来るよ、たぶん10年後な」。
「今度はその彼女と一緒に来いよ」
優しいブラザーのヒトコトが心にしみる。

早速彼女に見せたら、「うーん、変わったと言えば変わったし、変わってないと言えば変わってないな」だとさ、、、せっかく撮ってきたんだから、もっと感動してもらえんでしょうかねぇ?

彼女と住んだアパートを引き払うとき、まるで夜逃げのように家財一式をすべてトラックに積んで名古屋から富山まで下道で往復したあの日のことはまるで昨日のことのようだ。

最後に大切な宝石を「どうしても困ったらこれを売れと」言って私に渡してくれたのは、忘れようにも忘れられない大切な思い出だ。

俺は20年前のまだ小僧だった頃、まさしくこの女に面倒を見てもらったのだ。

ただその大切な宝石を私はなくしてしまっているという事実は、まあこのあたりが私の人間としての限界というか、感動的なエピソードでもきちんと間抜けなオチを知らず知らずにつけてしまうと言う、何というのかな、やっぱり私はちょっと残念な人だということです。

2015年1月27日火曜日

Canon Powershot G7X レザーグリップの試作 その4

Canon Powershot G7X レザーグリップの試作 その3 の続きです。




何度か切削し直して、こんな感じになりました。
この形状で商品にしたいと思います。


とりあえず手始めに5セットぐらい作っておけば良いのではないと思います。たくさん売れれば追加で切削していきます。

2015年1月25日日曜日

犬も歩けば棒に当たる 名古屋港にアプローチ中の飛鳥II 空撮

今日は山の方に行こうか海の方に行こうか、どっちか迷いましたけど、先週山に行ったから今日は海の方にでも行ってみるかと、ブラッと名古屋港ガーデン埠頭に行ったところ、何とクルーズ船の飛鳥IIが、今まさに埠頭にアプローチ中でした。

このページをお読みいただいている皆様は、私が飛鳥IIのスケジュールを調べて、その時間に合わせて名古屋港に見に行くようなマメな人間ではないということはよく知っていらっしゃると思いますが、まあ犬も歩けば棒に当たる、とそんな感じです。

何という偶然のタイミング。こんな絶妙な機会は滅多にあるものじゃ無いぞと、早速ラジコンヘリにGoProをセットして、飛ばすべし飛ばすべし。


まさにタグボートが押してやがるんです。
全然船に詳しいわけではないので、よく知らないのですが、大型船って車の縦列駐車や車庫入れみたいに上手いこと舵を切って自力で接岸するわけではないようですね。上手な船長は最小限舵を切るだけで見事な接岸をするとか、その反対に何度も舵を切り直すような鈍くさいことをして、見ている方も「気の毒に、あいつは基本的に運転センスというものが欠如しているな」とか毒づいたりとか、そういうもんではなさそうです。いや、わからん。そういうのがあるのかもしれないけど、要するに私は知らないです。

しかしどうしてタグボートが一台だけなんだ?船は横に進めないんだからタグボートは2台必要なはずなのだがな?と疑問に思って調べましたところ、こんなものがついているようです。
サイドスラスター
どうだろう、こういうのを車にもつけたら?縦列駐車が下手すぎて生き恥さらしているような人が減ると思います。


船は良いなぁ。友達にこの写真を見せたら「一生に一度乗ってみたいね」って言うけど、私は乗りたくなんかありません。どうせ金持ったおっさんおばさん爺さん婆さんの耳をふさぎたくなるような聞くに堪えない下らない自慢話ばかり聞かされて窮屈な思いをするだけだろう、としか想像が出来ません。そんなところは金をやるから行けと言われてもあまり気が乗らないのに、何と!金を払ってまで行くのか?一体何の罰ゲームだよ。大概勘弁して欲しいよな。

まあつまり私は社交に全く向いていない人間ということがわかります。というか乗ったこともないのにそういうネガティブなことが即思いつくってのは、もしかし想像力が貧しすぎるのか?それともネガティブ方面の想像力が豊かすぎるのだろうか?
結局、そんなスノッブな連中が固まってつまらない見栄張り合っているような場所よりも、俺は金のない連中が集まってガード下の赤提灯で下世話な話しで盛り上がっていた方が心地良いんだよ。そういう人生なんだよ。しょうがないだろ?


海側なら墜落しても迷惑かからないだろうと、思い切って船体の反対側に回り込みますが、遠方の船首まで飛ばす度胸はありませんでした。電波が届かなくてコントロール不能になったりすると、間違いなく大変な目に遭います。船の上にあるテニスコートなんかに墜落した日には全国ニュースになって大恥かくこと請け合いです。


朝日に輝く大型船というのは何とも美しいです。しかも超広角なので、すごい迫力です。
間違ってもこれに乗りたくないけどさ。


こうやって位置を見ると、なかなか怖い事をしている実感がわきます。


意味ないかも知れませんが、4K動画です。
GoPro Hero4 Blackですが、自分の小遣いで買うにはちょっと高すぎるのではないか?Hero4 Silverでいいんじゃないか?と悩んだのですが、妥協しなくて良かったです。1万円渋ってシルバー買って4Kが15コマしか撮れなかったら今頃大後悔していたと思います。

えっ、Phantom2 Vision+という選択ですか?多分それ買っていたら、あまりの画像のショボさに、自決を思いとどまるのに苦労していたと思います。



さっき、ビデオを見た知り合いから電話がかかってきて、手でカメラを持っても動画が盛大にぶれるのに、上空で撮っていてなぜ画像がぶれずに安定しているのか?と言われましたので、ギンバル(ジンバル/Gimbal)といカメラスタビライザーの動画を載せます。

RCヘリが飛行中に揺れまくっても、というか空を飛んでいれば風にあおられるし、降下は不安定なので時によってはバタバタ機体が暴れるんですけど(飛鳥IIの入港ビデオの9:37あたり)、そういうヘリの揺れをギンバル(Gimbal)がカメラを力ずくで傾きを直して水平に保って、画像がぶれないようにしてくれます。


あと、私のPhantom2は、足の長いランディング・スキッド(着地用の足)に交換して、更に長いネジをくっつけて無理矢理30mmほどカメラ位置を下げています。

Phantom2はデフォルトだとカメラ位置が高すぎて、プロペラがほぼ確実に画面に写り込んで何とも見苦しい動画になってしまいます。YoutubeでPhantom2で撮影された動画を探していただくと、まあだいたい画面の上の方にプロペラが写り込んでいます。あれが私にはどうしても我慢が出ないのでプチ改造しました。

ただこの改造で、安定性はどうかと言われると、現状特に不安定になったとは思えませんが、何と言っても空を飛ぶものですので、実際のところはよくわかりません。

2015年1月21日水曜日

Canon Powershot G7X レザーグリップの試作 その3

Canon Powershot G7X レザーグリップの試作 その2 の続きです。


昨日削ったブロックで絞ったものです。


多少見栄えは良くなりました。



グリップの感触も悪くありません。
ただグリップのしかたによっては、ちょっと指の太い人には中指部分が狭いかな。
レンズが大きいので、カメラの右手のスペースが狭くなるので、グリップもどうしても小さく作らざるを得ません。

中指部分を1mmほど狭めてみます。


山を全体的に1mm寄せてやることにします。寄せられた方のカーブはきつくなりますが、これぐらい問題無く絞れるでしょう。


その他、多少形状調整して、まあこんな感じで良いのではないでしょうか。

2015年1月20日火曜日

Canon Powershot G7X レザーグリップの試作 その2

Canon Powershot G7X レザーグリップの試作 の続きです。


いい加減に作っていますから線がズレてしまっていますけど、まあ試作と言うことで勘弁してください。
絞り型を削った時点で気づいたのですが、下端が短すぎます。ここをあと2mmぐらい短くしておかないと接着に問題が出てしまいます。下端ギリギリの方が格好いい気がしますが、接着とどちらが大切かとなると、ここを詰めるしかないのです。


この部分も同じで、もう少し自然にヌルーッと平面と立体部分をつなげたいのですが、接着力を持たせないといけないという理由で筋が出てしまうのですなぁ。


グリップは悪くありません。指の太い人手も大概問題無いだろうと思われるクリアランスは確保しております。



ここはもう少し膨らませた方が握ったときに感触が良いような気がします。

というわけで本日はデータを修正して、再度絞り型を削っていきたいと思います。


早速データを開いて、制御点を掴み、これぐらいかな?というところまで盛ってやります。


画面上で見るものと実際に出来上がったものは多少感じが違って、ちょっと多めに盛らないと、全然変わったようには見えないということが多いので、ちょっと気分的に余計に盛ってやります。


薬指がかかる部分も、もうちょっと盛って良いような気がしますので、こちらも制御点を掴んでボリュームを増やしてやります。


たぶんこんなぐらいで多少改善されていると思います。


2015年1月19日月曜日

プラウベルマキナ用モルトの試作 その2

プラウベルマキナ用モルトの試作という投稿をしたら、とあるお客様がマキナの現物を送ってきて下さいました。私の様なケチ臭くてせこい人間とは人間の出来からして違うという方も確実に存在しているというところが、この世の中の不思議なところなのです。

そういうことが一度や二度のことではないから、私もひたすら自分のことだけ考えて、自分の利益だけをひたすら追求して、他人のことなど私の知ったことではない、という態度を、そろそろ根本的に考え直さないといけない時期に来ているのかも知れません。いずれにせよ。本当に済まないことです。


ボロボロのポンコツだと気が楽なのですが、よりによって状態が良いのです。


蛇腹もピカピカ。


蛇腹のカメラは実に美しいです。
とりあえず、たぶんどこかにしまい込んである中判用の現像タンクとリールを探さないといけません。

これで、完璧なカット済みモルトを採寸できます。有難いことです。

2015年1月17日土曜日

Canon Powershot G7X レザーグリップの試作

リクエストが多いのが、レザーグリップ。これも一昨年にSigma DP Merrill用のものを作って、ボチボチと売れていたのが、だんだんと世間に認知されてきたのか最近はよく売れるのです。ちょっとしたプチヒット商品になっています。

こういうものの良いところは、簡単に真似ができないというところで、同じようなものを作ろうと思ったら3次元モデリングを覚えて、CNCを買って使い方を覚えて、革を絞るのもそれなりにコツがあるので、失敗作を積み上げて、という非常に気の長い話になってしまいます。なので誰もやらないし、あの頭の悪そうな業者レベルではそもそも3次元モデリングを覚えるのさえ無理だろうな、ということで、親の総取りという感じになります。

モデリングから絞り型(革成型ブロック)の製作を委託してという方法ももちろんあるのですが、それでも数回以上の失敗作は作らないと上手くいきませんし、大がかりに初期投資やってペイするほど利益が出るのか、という問題もあります。あまり大々的に儲かるようなものを作らず、ほどほど利益が出るぐらいものの方が、実は商売として安定するという現実があります。こういうことを理解するのに私も長い時間がかかりました。当店の様な極小規模な業者は、一発大当たりを出すというのは、色々な面で非常に危険なのです。


まあこんなぐらいで行ってみるか、と割と簡単に制御点を引っ張ってモデリング。実力相応の低レベルなモデリングです。


ゼブラで見るとちょっと無理矢理感がありますが、まあいいでしょう。
まずはこれでブロック切削してみます。どちらにしろ一発で上手くいくことはありません。


凹凸のブロックに切り分けた状態。


切削終わるまで待ちです。


切削終わりましたが、絞る前から失敗に気づきました。


でもとりあえず絞ってみて、他にダメなところがないか見てみます。

2015年1月16日金曜日

雪国に迷い込んで大混乱

昨日、中部地方は低気圧が居座って全般的に雨だったのですが、せっかくなのでヘリでも飛ばしに行こうぜ、ということで、雨の降っていないところを探して車を走らせたのでした。

低気圧が居座っていても、雨が降っていない可能性があるところと言えば山間部です。山の天気は変わりやすいので、平地で大雨が降っていても、山間部なら降っていない場所がある場合もあるのです。その逆も然り。山で雷雨でも平地に戻ったらサンサン・サマーで「さっきの雨は?」ということもちょくちょくあります。

「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国であった」
という有名な文章がありますが、「トンネル超えたらいきなり雪国ってアンタ、ちょっと大げさな表現じゃね?創作だろ創作」とずっと私は思っておりましたが、トンネル超えたら雪国に変わってました。

その場所は清内路トンネル


さっきまで雨模様の天気がトンネル抜けたらいきなりこれ。何だ何だ?いきなりこの秘境感満点のエリアは、、、名古屋からたかだか100kmぐらい走っただけですよ。本気でしょうか?本気でしょうかも何も、実際にこういうところに迷い込んでしまいました。トンネルって言ったって、ここは1600メートルぐらいです。その2km足らずで別世界。とんでもないところに場違いな人間がうっかりやってきてしまった、という気分です。

要するに一言で言うと、川端先生、申し訳ございませんでした。

道路なんて一面雪で、ごつい除雪車が道路を走って雪かきしているという別世界です。除雪車が雪かきしている姿を見るなど私はこの人生で2回目ぐらいじゃないだろうか。
実はノーマルタイヤで、チェーンなんて気の利いたものを積んでいません。滑る滑るというかブレーキ踏んでも車が止まらないです。下るのは何とかなったとしても、登りは無理だろうなぁ(つまりすでに引き返そうにも引き返せない)と暢気に思いながらも、ちょうど良いところを見つけたと、ヘリを飛ばします。


峠は越えたから、後は下り坂だけだろうで何とかなるだろうと思ったら、大間違いでした。
車はちょっとした坂も上ってくれず立ち往生。ノーマルタイヤで雪国に来るというとんでもない非常識な人間が陥る当然の結果というのは明らかです。というか、いきなり雪国に迷い込むとは思いもよらなかったんだよ。いい歳した大人が、すみません、すみません、すみません。


かなり格好いいご老人が運転するスタッドレス履いたポルシェも滑ってしまって、みんなで押したりして、まあ楽しいと言えば楽しいです。

同行者は「今日帰れるかな?大丈夫かな?」とビビってしまっていますけど、ヒマラヤで遭難しかけた川口慧海でもあるまいに、大丈夫に決まってるだろ?とJAFを呼ぶことにします。


こういう私の様な非常識な奴はきっと多いのだろうな、私がこのJAFの方だったら絶対に「お前バカだろ?」と言ってやるだろうな、と思いながらも、実に優しく丁重なレッカー車の運転手さんが1時間ぐらいで来てくださり、車を積んでさっき超えた雪のないトンネルの向こうまで運んでくださったのでした。


15km運んでもらって、雪のないところで下ろしてもらって、さあ一安心。散々人に迷惑をかけた一日が終わったのでした。


人に迷惑をかけておいて、反省も学習もなしでは大人としてあるまじき態度だから、早速タイヤチェーンをポチりました。チェーンが入ったら、弔い合戦に行くぞ、、、。


もう次の日に到着。


昔、高校生の頃ガススタでバイトした頃にチェーン装着をやった覚えがありますが、ジャッキアップでやったような気がするな。一度練習してみる必要があります。


薄いゴム手は入っていましたけど、軍手は入ってません。寒冷地でこんな冷たいものを触ったら泣くだろうな。軍手を一組入れておきました。

2015年1月14日水曜日

プラウベルマキナ用モルトの試作

デジカメ全盛のこのご時世ですが、フィルムカメラというのは絶対数は少ないのですが、世界的に見ればある一定数のユーザーがいらっしゃるのです。それに伴う修理部品みたいなものも、当然需要があります。

作ればいきなりガンガン売れるというものではありませんが、たまにポチポチと売れて、10年単位で見れば十分利益が出る。そういう感じの息の長い商品です。たまに売れる商品と言っても、そういうものをたくさん並べれば、毎日何かどうか売れるという、まあ商売というのはそういうものかな、と思うのでした。


プラウベルマキナって、私は実物を見たことさえありません。ただマキナ専門の修理業者さんを知っております。大阪のケイズカメラリペアさん。以前からちょくちょく当店をご利用いただいていたのですが、実は友達の友達ということがわかって、先日3人で飯を食ってきました。


そして、モルトを採寸するために、送っていただいたわけです。


ちゃんとメモがしてあります。さすが修理屋さんは几帳面です。几帳面な性格でないととてもカメラの修理は出来ないです。
私だったら「見れば普通わかるだろ?」とか言いながら、こういう親切なメモはつけません。それでわかれば良いけど、わからないから後から説明をするという二度手間になります。いけませんな。

ということで今日はこのマキナのモルトの採寸をしていきたいと思います。


実機が手元にあるわけでは無いので、このモルトに合わせて採寸をしていきます。遮光モルトなのですから貼り革ほどシビアではありません。

2015年1月10日土曜日

Sony α7S貼り革キット

Sony α7用貼り革キットがそのままα7Sに合います。
こんな感じで合います。
Sony α7S貼り革キットのご購入はこちらのページからどうぞ。