2015年11月27日金曜日

Raspberry pi2でファイルサーバー

最近なのか、以前からなのか知りませんが、名刺サイズのPCなのかマイコンなのか、とにかくLinuxが動くRaspberry pi2、買ってみました。

RASPBERRYPI-2-MODB-1GB ラズベリーパイ2 モデルB 1ギガ

CPUは、900 MHz クアッドコア ARM Cortex A7でメモリは1ギガもついています。
クアッドコアですよ!すごいな。パソコンのCPUとは基本的な性能は違うから比較できるものではありませんのですが、私がメインで使っているPCもクアッドコア。

Amazonで5300円ぐらい。もう買うしかないよね。



まさに手のひらサイズです。

仕事場のファイルサーバーとかプリンターサーバーとか、ボチボチこれ一つにまとめてやりましょう。とにかくPCと違って消費電力がごくわずかです。

Raspbianという専用のDebian Linux派生のOSを突っ込み起動させます。詳しいやりかたは探せばいくらでも出てきます。

サーバーにしますから、Private IPを192.168.1.100とかに固定します。これもやり方が色んなページにのっていますけど、IP固定できません

大体
sudo nano /etc/network/interfaces

とやってinterfacesファイルを開いて

「iface eth0 inet dhcp」行の「dhcp」を「static」に書き換え、その行の下に「address」行、「netmask」行、「gateway」行を追記します。

とありますが、固定できません。どうやら仕様が変わったようです。
調べてみますと、

raspbian-wheezy以降の固定IP というページにたどり着きました。以下引用

固定IPアドレスの設定方法が変わったようです。
設定例を書いておきます。
環境に合わせて適宜変更してください。
/etc/network/interfaces
※変更しない
/etc/dhcpcd.conf
以下を追記
interface eth0
static ip_address=192.168.1.80/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1
これでIP固定できました。
私はいつも思うのですが、こういう重要で基本的な設定の方法をなぜいちいち変える必要がある?変える必要があるのか?セキュリティ的に問題があるとも思えないですし。まったく困ったもんだよ。

まあ、これでIP固定できました。


とりあえずWebmin入れておきました。




2015年11月24日火曜日

Pentacon 6 貼り革採寸

東ドイツ製カメラの名機と言っても良いのではないでしょうか。Pentacon6を採寸していきます。


6x6スクエアフォーマットってのは実に良いです。


割とシンプルな貼り革ですので、それほど手間はかかりません。


しかし問題は裏蓋の貼り革です。


エンボスになってしまっているのです。
ここをどうやるかが、大きな問題です。エンボスになった絞り型を作るか?でもそれほど凹凸が激しくないので、絞りという大がかりなことをしなくても貼りつけられそうな気もします。いずれにせよ、合皮系の4040、4008は難しそうな感じです。


それでもまあ絞り型を一度作ってみるとするか、ということで、エンボスに合わせて採寸をしてみます。

2015年11月13日金曜日

廃寺探索 澄禅寺(滋賀県蒲生郡日野町平子)

四日市から鈴鹿スカイラインを通り滋賀県に抜けて、そのまま道なりに走って行くと、怪しい看板(リンク)があったので、横道に入ってみました。


空の禅定林道場、セミナーハウス、道場長の本あります、、、何かこう、ちょっと遠くから野次馬として覗いてみたい、でもどっぷりと浸かりたくはない、そんな感じで心を引かれる何かがあります。


どうやらお寺があるようです。


放置された軽トラが何かを物語っているような気がします。


廃屋がありました。人がいなくなった数年は経っているような感じです。
何か看板が掛かってるぞ?


何か道場とかをやっていたようですが、本も出していたようですね。
030から始まる携帯電話番号が時代を物語っております。030があったのは20年前ぐらいじゃないでしょうか。
表示されている本をアマゾンで調べてみると

SUPER ZENリンク):宇宙パワーで願いをかなえるSUPER ZEN―あなたも維摩になれる (ベストセラーシリーズ・ワニの本) 1994/5
著者は「禅心 滋光」さんとあります。

新0発想リンク):新0発想―脱宗教そして精神法則へ 1996/10
著者:左藤 滋光

20年前に出版された本のようです。家主はかなりスピリチュアルの世界に嵌まってしまったような感じです。

道ばたで草を刈っていた地元のお婆さんに聞いたら、山の中に寺があって、住職さんは5年前ぐらいにいなくなったようです。
「いなくなった」というところが意味深ですが、まあいいや。寺は山道を歩いて行くしかなく「遠いよ」ということです。Google Mapで見ると、すぐそこなのですけど、等高線が何本もあるので、結構上るのかも知れません。

Google Mapの等高線が20mらしいですので、おそらく180mとか200mの高さのようです。


お寺の駐車場に車を駐めて探索を開始します。
駐車場の草は綺麗に刈られているということは、ここは誰かが管理しているという事だと考えられます。さっきのお婆さんがやっているのかも知れません。


ノンビリした日本の田舎風景の中にある橋をつたって、登っていくことにします。


うっそうとした山林の中、何とか参道らしき道を歩いて行きます。


随分と長い間、手入れされていない様子です。


本当にあるのか?というか、あとどれだけ登るのだろうか?もう諦めて戻ろうか、というときに何やら建物が見えました。


こんな山の中に、ホントに廃寺がありました。お婆さんの言うことはウソではありませんでした。


婆さんは雨漏りするような建物と言っていましたけど、すでに崩壊してます。完全な廃寺です。


この庵は結構新しいです。


鐘は健在でした。


5回突きました。なかなか良い音です。




昭和25年製です。勧進比丘アーナンダとあります。
不思議なんですけど、車が入れないこんな場所に一体どうやってこんなクソ重いものを運んできたのでしょうか。大人二人でも担げない重さですし、人が一人通るのがやっとのあの山道です。大変なご苦労があったのではないかと思います。


電線があるということは、電気が引かれていたということです。これまた電線を引いた業者も大変だったことでしょう。


墓があるんですな。
プラスチックの花入れということは、時代は割と新しいのだと思います。


このあたりに檀家があるのでしょうか。


これはこのお寺にいた昔の和尚さんのものでしょうか。よくわかりません。


これぐらいの墓守をしてもその収入では寺の維持は難しいでしょうなあ、という感じです。


またですが、こんな重いものをどうやってここまで運んできた?と聞きたいです。


正直、人気のない山寺の廃寺ですから、雰囲気からしてちょっと不気味です。一人ではちょっと来たくないし、明るい晴れた日しか来られないような場所です。蟲師のギンコが得意とする範疇のような気がします。


写真だけでは雰囲気が伝わらないと思いますので、ビデオでもどうぞ。


帰りは別の道で、というか、裏参道があるのですから驚きです。


これは井戸か、水道のポンプ小屋か、まあとにかく山寺の水道の施設でしょう。


裏参道にもお地蔵さんがありました。


舗装された通りにはこんな立て看板が。結構由緒あるものみたいです。
参詣者が耐えることはない、とありますが、どう見てもそうは見えません。

あとで調べてみると、Webサイトまであります(2023年3月20日時点ではなくなっています)。
http://www.chouzenji.com/
在りし日の澄禅寺の写真が見られます。

場所はここ(リンク)。

住職は、どこに行ったのでしょうか?
http://www.kmcanet.com/koushihaken/satou-jikou
どうやら、澄禅寺を捨ててブータンに行ってしまったようです。
http://www.kokorozen.jp/index.htm

さらに調べてみると、Facebookがありました。
https://www.facebook.com/jiko.sato

滋賀県大津市在住のようです。もう澄禅寺には戻られないのでしょうか。確かにこの山寺では辛いだろうなぁ


なかなか興味深い探索でした。

2015年11月9日月曜日

あこがれの業務用バリカン WAHL89 スーパーテーパー

ヘアスタイルに特に頓着しない私は、ずっとQBハウスで1000円のカットで済ませてきました。結婚してからはどこからかバリカンを探し出してきて、配偶者に家でカットしてもらってました。1ヶ月にかかる1080円の床屋代が勿体ないとかそういう話ではなく、床屋に行くのが面倒だし、待つのも嫌いです。

しかし不満なのは適当な安物の家庭用電気バリカンでは、何と言ってもパワーが足りないので刈れる量が少なく、刈り上げが今一つ綺麗ではないのです。もう10回ぐらい家でカットしているので、充分バリカンを買うための元が引けてるということで、あこがれの業務用バリカンを手に入れてやることにしました。

これは頼もしそうというバリカンは、WALL89スーパーテーパー、これだ。
何とMade in USA。充電式ではなくコード式で、無駄にパワーがありそうです。

Amazonにも売ってます(リンク)。お値段、6159円。
業務用、つまりプロフェッショナルが使う道具にしては随分安いんですね。数万円するのかと思いました。もうちょっとだけ探してみたら、何と同じものがAmazonで5000円で売っているではないです。


5000円税送料込みかよ!(リンク)。迷ったらイカンということで、即買いだ。


早速次の日に届きます。


アタッチメントは6個ぐらいついています。


やっぱり、安物の充電式バリカンとは比べものにならないパワーです。これなら羊の毛もグワーッと一日中刈っても充分いけそうな気がします(羊の毛刈りはやったことないですけど)。

がっしりとした手応え(少々重い)と振動。

振動ですけど、これは調整して使うもののようです。コーンビーフの缶切りみたいなパーツを時計回りに回すと、バリカン刃左右の運動量が大きくなって振動が増します。逆に反時計回りに回すと、バリカン刃左右の運動量が少なくなって振動が減少していきます。ただ、左右の運動量が少なくなると、刃が髪を一度につかめる量が少なくなるので、この辺のさじ加減が肝のようです。
英語の説明書を見ると、一度時計回りにノイズが出るまで回して、徐々にノイズがない程度まで反時計回りに戻す、だそうです。

今晩はこれで散髪をしてもらうことにします。


実に悪くない。
というわけで、業務用のバリカンを手に入れて大満足だ。5000円で大満足できる私は、ホントに安上がりだと自分で思うわけです。





2015年11月2日月曜日

ちゃぶ台をDIYするよ

日本の家庭からちゃぶ台がなくなったのはいつ頃からだろうか?私の子供の頃にはちゃぶ台というのがあり、家族でそれを囲み暖かいご飯を食べた懐かしい記憶があります。ダイニングテーブルでご飯を食べるのとは、またひと味違った趣があり、あるべき日本の食事風景、そんな気がします。
夏はダイニングテーブルでも良いんですけど、冬はホットカーペットの上にちゃぶ台を置いてご飯を食べた方が暖かい、という現実的な意味合いも大きいです。

そこでまたDIYすることにしたのでした。


大体90cmの円形でよろしいでしょう、ということで、12mm厚の針葉樹合板を半分にカットしてもらいます。

24mm厚の物を買わないのは、サブロクサイズでは半分余ってしまうからです。2枚貼り合わせをします。


木工用ボンドを塗りたくり、貼り合わせます。お好み焼きみたいですね。


貼り合わせたら、ホームセンターの工作室でジグソーを借りて丸くカットします。拡大すると割とガタガタのカットです。素人がやっているのだから仕方がありません。


白木のままでも渋いのですが、表面にサンダーをかけたあと、染料を塗って多少色をつけてやります。


木目が目立って、それなりの雰囲気になります。
その上に100円ショップで買った透明のニスを数回塗って乾かしを繰り返します。その後、家具用の蝋を塗って磨きます。汁や水気のあるものをこぼしてもサッと拭けばシミが残らない、これが重要です。


30cmのちゃぶ台用脚を取り付けます。4つで1700円ぐらいです。これじゃあちょっと弱そうな気がしますけど、ダメならもっと丈夫な物に付け替えてみます。


深く考えずに脚をつけたら問題が出ました。


きちんと折りたためないです。困ったもんです。


脚の位置を外側に5cmぐらいオフセットしてつけ直したら、まあ当然ですが綺麗に折りたためます。
ちゃぶ台は折りたためてこそ、その存在価値があります。


3人家族でちょうど良い大きさです。30cmの脚の長さもちょうど良い感じです。
単純なうちの家族はこの程度でもう大喜びです。


養女が本日模試を受けてきたので、その問題をみんなで見たりします。


さて本題の夕食です。


日曜夜はやっぱり笑点を見るのが定番です。
Huluで笑点が見られますので、TVの前に張り込んでいなくても良いです。
笑点のあとは日本昔話、これもHuluで見られます。昔懐かしの昭和ですね。


夕飯はチーズフォンデュです。串で刺して食ってましたけど、結局箸になります。
私はマッコリではなく、ヨーグルト+マミーのドリンク。もうほとんど酒は飲まんのです。

材料費3000円弱で、結構なちゃぶ台ができたのでした。