今回は、Pentax ME、ME Superです。どちらも貼り革とか裏蓋の遮光モルトの形状は同じはずですが、一応両方とも入手してチェックしてみます。
途中経過はいつもと同じですのですっ飛ばして、3ピースの貼り革採寸が終わりました。
レーザーでカットするのは問題無くても、刃型を作ると問題になるのがセルフタイマー部分で、隙間が1mm以下となると、ポンチがつけられないのです。というのは0.8mmではポンチにも直線刃にも刃厚があるので、この隙間をクリア出来ません。
それでも無理を言って作ってもらいます。職人さんもこういうのを嫌がり「出来ませんよ」とTELがかかってきます。
詳しくここで書きませんけど、方法はあるのです。でも職人さんは嫌がります。でも「お願いします、お願いします」で何とかしてもらいます。
私もそうですけど、面倒くさいことは嫌いなのです。それは他人も同じ。無理して作ってもらいました。
刃型を作るとペイするのに時間がかかってしまいますけど仕方がありません。こうやって10年以上、一個一個対応するカメラを増やしてきたのです。