2016年12月15日木曜日

ドリルの再研磨 DIYジグ 続き

先日の投稿(http://aki-asahi.blogspot.jp/2016/12/diy.html)続きです。

ドリルの再研磨はもっと簡単に再現性のあるやりかたがあるのではないか?と言うことで、色々調べてみましたところ、4Facet(日本語で何というのかわかりません)という方法が良いのではないかと、角度を調べてジグを作ってみました。






左側のガイドが1番角を削るもので、10度の逃げ角(というのかな?)で、118度の先端角を削ります。1番角は7~15度で材料によって適当なものを設定するということで、切りよく10度でやってみます。

右側のガイドは2番角を削るガイド。角度は内緒です 笑



こんな感じで3Dプリントが出来上がりました。



今回は、両頭グラインダーの側面を使うのがミソです。こちらの方が安定して角度を出せます。



まずは2番角から削っていきます。



そして、何と言っても重要なのが1番角。これをきちんと10度に出すというのが、素人が研磨しても難しい、というか出来ないわけです。



出来上がったのが、これ。見よ!素人が削ってこの美しさだ。ジグってのは実に有り難いものです。驚くべき単純なジグで素人がドリルビットを4 Facetで再研磨できたのでした。
もちろんきちんと切れます。手で削っていると、欲をかいて一番角を大きめに取ってしまいますが、これならキチッと10度で決まります。左右のバランスを綺麗に削ると、何と切り子が2つ出たりします。

これは7mm径のドリルですが、研磨時間約2分。慣れれば1分ぐらいでいけると思います。
実際の使っているビデオは、また時間があるときに撮ってみます。

これでもうドリルビットは切れなくなっても捨てる必要がなくなったのでした。目出度し目出度し。